愛犬家のブログ

犬を愛する人々へむけて

ファシリティドッグ

ファシリティドッグとは

ファシリティドッグってご存知ですか。
人々に安らぎと愛情を与えるために、病院や学校などの施設にいる専門的な訓練をつんだ犬のことです。
日本では、高い医療スキルがあるにもかかわらず、心のケアが追いついておらず、
その部分では、欧米に遅れをとっています。動物とのスキンシップは、子供たちのストレスを低減し、元気にする効果があるということが研究によって明らかになっています。

ファシリティドックの役割

子供は動物を抱きしめることが大好きです。そんな子供たちと触れ合います。訓練の付き添いもします。セラピードックは週1日から数ヶ月に1回の低頻度で施設を訪問しますが、ファシリティドッグは施設に常勤しています。
ですので、ファシリティドッグは、多くの時間を同じ犬と何度も過ごすことができ、このほうが信頼関係が深まります。施設のスタッフとして扱われます。
このおかげで、子供が病気と闘う力をもらうことが出来たりします。

ファシリティドッグの対象年齢

プログラムによりますが、対象年齢はとくにありません。犬が苦手と言う人には
無理強いしないようにしますが、多くの人の間で活躍します。

ファシリティドッグの育成

学校や病院という特殊な環境で働くファシリティドッグは、犬種としての適性も
考慮されます。気持ちがおおらかで、人間と接することの好きな犬種、具体的には、ゴールデンレトリバーやラブラドールが選ばれることが多いようです。
海外には、ファシリティドックの育てる専門のブリーダーがいますが日本はまだまだです。

ファシリティドッグプログラム

日本で初めて、病院にファシリティドッグが常勤で働くプログラムが2010年1月に静岡県立こども病院で始まりました。

ファシリティドッグの活動に寄付
ファシリティドッグは皆様からの寄付で行われています。
応援して下さる方は、下記Paypalで寄付をお願い致します。
https://www.paypal.com/cgi-bin/webscr

プログラムのゴールは、治療成果を上げ、子供たちの治療に向かう前向きな姿勢を促すことです。